ハウスメーカーを何社も比較して、ようやく2社まで絞った。
それなのに、「どちらも良くて決められない」「最後の決め手がない」と悩んでいませんか?2社まで残っている時点で、どちらも自分たちに合う住宅会社である可能性があります。
だからこそ最後は、メリットの多さではなく「どちらを選べば後悔が少ないか」で考えることが大切です。
この記事では、最後の2社で迷ったときの比較方法を7つ紹介します。
- ハウスメーカーを2社まで絞ったのに決められないのはなぜ?
- 2社で迷ったときに最初にやってほしいこと
- ハウスメーカー2社で迷ったときの決め方7選
- 1.「絶対に譲れない3条件」で点数をつける
- 2.「メリット」より「捨てたら後悔するもの」を考える
- 3.見積もりは「総額」と「入っているもの」で比較する
- 4.営業担当者を一度除外して考える
- 5.夫婦それぞれ別々に決める
- 6.「5年後・10年後」を想像する
- 7.それでも決められなければ第三者に見てもらう
- 「値引きするから今日決めて」は決め手にしない
- 「ここまで打ち合わせしたから」という理由で決めない
- A社とB社の比較表を作ってみよう
- 一条工務店ともう1社で迷っている場合
- どうしても決められないなら「まだ決めるタイミングではない」こともある
- 契約前の最終チェックリスト
- まとめ|2社まで絞れたら「どちらが優秀か」ではなく「どちらが自分たちに合うか」
- 🏠 最後の2社、本当にこの選び方でいい?と不安な方へ
ハウスメーカーを2社まで絞ったのに決められないのはなぜ?
10社から5社。5社から3社。ここまでは比較的絞りやすかったのに、最後の2社になると急に決められない。これは珍しいことではないようです。
なぜなら、最後まで残った2社には、それぞれ「選びたい理由」があるからです。
A社
- 住宅性能が高い
- 保証が充実
- 標準設備が良い
- でも価格が高い
B社
- デザインが好み
- 間取りの自由度が高い
- A社より安い
- でも住宅性能はA社の方が魅力的
となると、
「A社も捨てがたい」「B社も捨てがたい」となりますよね。
この段階で、「どちらの方がメリットが多い?」と考え続けても、なかなか答えは出ません。最後は、自分たちが何を一番大切にするかを決める必要があります。
まだハウスメーカー選び全体で迷っている方はこちらから読んでみてください。
ハウスメーカーの選び方がわからない人へ|後悔しない7つの判断基準
何社も比較して疲れている方はこちらも参考にしてください。
ハウスメーカーが決められない!迷ったときの対処法7選
2社で迷ったときに最初にやってほしいこと
いきなり「A社とB社、どっち?」と考えないで、まず紙やスマホのメモに、なぜこの2社を最後まで残したのかを書き出してみましょう。
A社を残した理由
- 断熱性能
- 全館空調
- 保証
- 営業担当者が信頼できる
B社を残した理由
- デザイン
- 間取り
- 価格
- キッチンが好み
ここまで書くと、実は、性能を優先するか、デザイン・価格を優先するかで迷っていることが見えてきます。
会社名同士を比べるのではなく、「何と何で迷っているのか」を明確にすることが、最後の2社を決める第一歩です。
ハウスメーカー2社で迷ったときの決め方7選
1.「絶対に譲れない3条件」で点数をつける
最後の2社を比較するときは、すべての項目を同じ重要度で比べないようにしましょう。
たとえば、以下の点を全部1点ずつで比較すると、何を優先したかったのかわからなくなります。
- 断熱性能
- デザイン
- 保証
- キッチン
- 営業担当者
- 価格
- 間取り
- 太陽光
- 外観
- 床材
そこで、絶対に譲れない条件を3つ決めます。
例:
- 予算4,000万円以内
- 冬暖かい家
- 家事動線
この3つについては、重要度を高くして評価します。
たとえば、
| 項目 | 重要度 | A社 | B社 |
|---|---|---|---|
| 予算 | 5 | 3 | 5 |
| 断熱性能 | 5 | 5 | 3 |
| 家事動線 | 5 | 4 | 5 |
| デザイン | 2 | 3 | 5 |
| 営業担当 | 2 | 5 | 4 |
| 設備 | 2 | 5 | 3 |
このように重要度を変えると、単純な○×比較より判断しやすくなります。
大切なのは、世間的に重要な項目ではなく、自分たちにとって重要な項目に点数を多く与えることです。
2.「メリット」より「捨てたら後悔するもの」を考える
2社とも魅力的なら、「どちらが良いか」ではなく、「どちらを諦めたら後悔するか」で考えてみる方法もあります。
たとえば、A社を選ぶと、B社のおしゃれなデザインを諦める。B社を選ぶと、A社の断熱性能を諦める。では10年後、どちらを後悔しそうでしょうか。
「もう少しデザインにこだわればよかった」なのか。「もっと暖かい家にすればよかった」なのか。
これは正解がある話ではありません。重要なのは、自分たちにとって後悔が大きそうなのはどちらかということです。
「あとで変更できるもの」と「変更できないもの」を分ける
これも重要です。たとえば、家具やカーテン、一部のインテリアなどは、住んだ後に変更できます。
一方、
- 建物の構造
- 断熱性能
- 大きな間取り
- 土地
- 天井高
- 窓の配置
などは、後から簡単には変えられません。
最後に迷ったら、完成後に変更しにくいものを優先するという考え方もあります。
3.見積もりは「総額」と「入っているもの」で比較する
最後の2社まで残ったら、見積もりを並べて確認しましょう。
ここで注意したいのが、金額だけを比較しないことです。
たとえば、A社:3,800万円B社:3,600万円なら、一見B社の方が200万円安く見えます。
でもA社には、
- 太陽光
- 床暖房
- 食洗機
- カップボード
- 高性能窓
などが標準で含まれていて、B社ではオプションになるかもしれません。すると最終的には差が縮まる可能性があります。
逆に、A社の見積もりに不要なものが入っている可能性もあります。比べたいのは、同じような家を建てたときの最終総額です。
将来かかるお金も考える
建築費だけではなく、
- メンテナンス
- 光熱費
- 保証延長
- 設備交換
なども考えておきましょう。
初期費用が高い会社でも、その後の費用を含めると考え方が変わることがあります。
→注文住宅の見積もりを比較する方法
→ハウスメーカーの見積もりが高いと感じたら
4.営業担当者を一度除外して考える
最後の2社で迷っていると、「A社の担当者の方が好きなんだよね」ということもあります。
営業担当者との相性は大切です。ですが、一度だけ、担当者がいなかったとしても、その会社を選びたいかを考えてみてください。
たとえば、
A社の営業担当者:★★★★★
B社の営業担当者:★★★
だったとしても、住宅そのものはB社の方が圧倒的に好みなら、慎重に考える必要があります。営業担当者は異動や退職などで将来変わる可能性があります。一方、建てた家は残ります。
もちろん、
- 約束を守らない
- 質問への回答が曖昧
- 契約を急かす
- 希望を聞いてくれない
など、担当者に大きな不安がある場合は別です。
でも、「人が好き」と「家が好き」を分けることで判断しやすくなります。
5.夫婦それぞれ別々に決める
夫婦で、「どっちにする?」とずっと話し合っていると、相手の意見に影響されることがあります。そこで一度、別々に紙へ書いてみてください。
質問は3つだけです。
Q1.自分一人で決めるならA社とB社どちら?
Q2.その理由は?
Q3.選ばなかった会社で一番惜しいものは?
夫
A社
理由:性能と保証が安心。
惜しいもの:B社のデザイン。
妻
A社
理由:価格は高いけれど床暖房が魅力。
惜しいもの:B社のキッチン。
となったら、実は2人ともA社を選びたいことがわかります。
逆に、
夫:A社
妻:B社
なら、何について意見が違うのかを話し合います。
会社名で対立するのではなく、「性能とデザイン、どちらを優先する?」のように価値観で話すと整理しやすくなります。
→ハウスメーカー選びで夫婦の意見が合わないとき
6.「5年後・10年後」を想像する
モデルハウスや打ち合わせでは、どうしても「今」の魅力に目が行きます。
ですが家は長く住むものです。そこで、5年後・10年後にその家で暮らしている自分たちを想像してみてください。
たとえば、小さかった子どもが成長したら?夫婦の働き方が変わったら?車が増えたら?親と同居する可能性は?老後は?など。
そして、「10年後もA社を選んでよかったと思えるのはなぜ?」「10年後、B社にしなかったことを後悔するとしたら何?」と考えます。
家づくりは完成時がゴールではありません。住み始めてからの暮らしを基準に考えることが大切です。
7.それでも決められなければ第三者に見てもらう
ここまで比較して、それでも、「やっぱり決められない」ということもあります。
そんなときにおすすめなのが、住宅会社とは別の第三者に相談することです。
最後の2社で迷っているとき、A社に、「B社と迷っています」と相談すれば、当然A社のメリットを説明されるでしょう。B社に聞けば、その逆です。
だからこそ、どちらの会社にも属していない人に、自分たちの予算や希望、見積もりなどを整理してもらうという方法があります。
家づくり相談所なら契約前の相談もできる
家づくり相談所は、家づくり初心者だけではなく、すでに住宅会社から提案を受けている方の相談にも対応しています。
公式サイトでは、
- 住宅会社選び
- 適正予算
- 住宅ローン
- 土地探し
- 間取り・見積もりチェック
などを案内しています。
また、すでに住宅会社から提案を受けている場合も、セカンドオピニオンとして相談できると案内されています。
「A社とB社、どちらを選べばいいかわからない」という段階なら、一度自分たちの条件を第三者と整理してみるのも方法のひとつです。
🏠 最後の2社、どうしても決められない方へ
✓ A社もB社も魅力的
✓ 見積もりを見ても判断できない
✓ 夫婦で意見が違う
✓ 営業担当者の説明だけでは決めきれない
✓ 契約前に第三者の意見を聞きたい
そんなときは、無理に「今日決める」必要はありません。
家づくり相談所では、住宅会社選びや予算、見積もりなどについて相談できます。
※相談内容・サービス条件等は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
「値引きするから今日決めて」は決め手にしない
最後の2社まで絞ると、営業担当者から、「今日契約していただければ○○万円値引きします」「今月中ならこのキャンペーンが使えます」などと言われることがあります。
もちろん本当に期限があるキャンペーンもあります。
ただ、値引きが最後の決め手になるのは避けたいところです。仮に100万円値引きされたとしても、35年暮らす家なら、100万円 ÷ 35年 ≒ 年2.9万円です。
月にすると約2,400円です。※単純計算であり、住宅ローン金利等は考慮していません。
その金額と引き換えに、「本当はA社の家に住みたかった」という気持ちが残るのであれば、本当にお得だったとは言い切れません。
値引きは、すでに選びたい会社が決まっている場合のプラス材料くらいに考える方がよいでしょう。
「ここまで打ち合わせしたから」という理由で決めない
もうひとつ気をつけたいのが、「A社の担当者には何度も打ち合わせしてもらった」「間取りまで作ってもらったから断りづらい」という理由です。
住宅会社の担当者に申し訳なく感じる気持ちはわかります。
でも、これからその家に何十年も住むのは自分たちです。営業担当者への申し訳なさを理由に住宅会社を決める必要はありません。納得できる会社を選びましょう。
A社とB社の比較表を作ってみよう
2社まで絞ったら、複雑な比較表は必要ありません。
次のような簡単な表がおすすめです。
| 比較項目 | A社 | B社 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 総額 | ★★★★★ | ||
| 住宅性能 | ★★★★★ | ||
| 間取り | ★★★★★ | ||
| デザイン | ★★★ | ||
| 標準設備 | ★★★ | ||
| 保証 | ★★★ | ||
| メンテナンス | ★★★ | ||
| 営業担当 | ★★ | ||
| 土地との相性 | ★★★★★ |
そして最後に、次の2つを書きます。
A社を選ばなかったら後悔しそうなこと
______________
B社を選ばなかったら後悔しそうなこと
______________
実は、この2行の方が点数以上に重要だったりします。
一条工務店ともう1社で迷っている場合
一条工務店を検討している方の中にも、「一条工務店と○○ホーム、どちらにする?」
と悩んでいる方は多いと思います。この場合も、「一条だから」「人気だから」ではなく、一条工務店の何に魅力を感じているのかを整理してみましょう。
たとえば、
- 断熱性能
- 床暖房
- 太陽光
- 蓄電池
- 標準設備
など。
そのポイントが、自分たちにとって絶対に譲れない条件なのかを考えます。
一条工務店は実際に住んだ人の話も比較材料にする
公式サイトや展示場ではわからない、「実際に住んでどうだったか」も比較材料にしてください。
一条工務店をかなり有力候補にしていて、まだ展示場へ行っていない場合は、紹介制度の条件も先に確認しておくことをおすすめします。
どうしても決められないなら「まだ決めるタイミングではない」こともある
ここまで考えても、A社50%。B社50%。という場合。
もしかすると、まだ以下のような判断材料が揃っていないのかもしれません。
- 見積もりの条件が違う
- 間取りが完成していない
- 土地が決まっていない
- 住宅ローンの予算が曖昧
- 標準・オプションがわからない
- 保証内容を確認していない
この場合は、無理に決めるより、「何がわかれば決められるのか」を考えてください。
たとえば、「最終見積もりが出れば決められる」「この間取りが可能かわかれば決められる」「住宅ローンの返済額がわかれば決められる」というように、最後に不足している情報を明確にします。
契約前の最終チェックリスト
最後に、契約する前に確認しておきましょう。
予算
□ 建物本体だけではなく総額を把握した
□ A社とB社を同じ条件で比較した
□ 追加費用になりそうな項目を確認した
□ 住宅ローンを無理なく返せる
住宅
□ 譲れない条件3つを満たしている
□ 間取りに納得している
□ 希望する住宅性能を満たしている
□ 標準設備とオプションを確認した
長期的なこと
□ 保証条件を確認した
□ メンテナンス費用を確認した
□ 5年後・10年後の暮らしも想像した
気持ち
□ 値引きだけで決めていない
□ 担当者への申し訳なさで決めていない
□ 「なぜこの会社なのか」を説明できる
□ もう1社を断っても大きな後悔はなさそう
最後の質問は特に大切です。「もう一方を断った翌日に、後悔しそうか?」考えてみてください。
まとめ|2社まで絞れたら「どちらが優秀か」ではなく「どちらが自分たちに合うか」
ハウスメーカーを2社まで絞ったのに決められない場合、さらに住宅会社を探す必要はないことが多いです。
まずは、以下の順番で整理してみてください。
- 譲れない3条件で比較する
- 諦めたら後悔するものを考える
- 総額で比較する
- 営業担当者を除外して考える
- 夫婦それぞれ別々に選ぶ
- 5年後・10年後を想像する
- 必要なら第三者へ相談する
そして最後に、「A社の方が優秀だから」ではなく、「私たち家族にはA社の方が合っているから」と説明できれば十分です。
🏠 最後の2社、本当にこの選び方でいい?と不安な方へ
契約直前になるほど、「本当にこっちでいいのかな」
と不安になるものです。家づくり相談所では、すでに住宅会社から提案を受けている方の相談にも対応しています。住宅会社選びだけでなく、予算や住宅ローン、土地、間取り・見積もりなどについて相談できるので、契約する前に一度第三者の意見を聞いておきたいという方にも選択肢のひとつです。
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