「ハウスメーカーが多すぎて、どこを選べばいいかわからない」
「調べれば調べるほど、それぞれ良く見えて決められない……」
家づくりを始めると、多くの方がぶつかるのがハウスメーカー選びです。
最初は、「何社か見れば、自分たちに合う会社がわかるはず」と思っていたのに、
「A社は断熱性能がいい。」「B社はデザインが素敵。」「C社は価格が安い。」「D社は営業担当者が親切。」
……と比較するほど、逆にわからなくなってしまうことがあります。
でも、ハウスメーカー選びで大切なのは、
「一番いいハウスメーカー」を探すことではありません。
大切なのは、「自分たちの家づくりに合うハウスメーカー」を見つけること。
この記事では、ハウスメーカー選びで迷っている方に向けて、
- ハウスメーカーを選ぶ7つの基準
- 比較するときに注意したいポイント
- 何社くらい比較すればいいのか
- 営業担当者との相性はどこまで重視するか
- 調べすぎて決められなくなったときの対処法
をわかりやすく紹介します。
まだ家づくりを始めたばかりの方は、先にこちらの記事も読んでみてください。
家づくりは何から始める?初心者でも迷わない進め方完全ガイド
- ハウスメーカーの選び方がわからなくなるのは当たり前
- ハウスメーカーを選ぶ前に「理想の会社ランキング」を探すのをやめよう
- ハウスメーカーの選び方|7つの判断基準
- 2.住宅性能
- 3.間取りの自由度・提案力
- 4.デザイン
- 5.保証・アフターサービス
- 6.営業担当者との相性
- 7.自分たちとの相性
- ハウスメーカー選びではまず「譲れない条件」を3つ決める
- ハウスメーカー比較表を作ってみよう
- ハウスメーカーは何社比較すればいい?
- ハウスメーカーを2~3社まで絞ったのに決められない場合
- ハウスメーカー選びでやってはいけない決め方
- 調べれば調べるほどハウスメーカーが決められなくなる理由
- 自分たちだけでは選べないなら第三者に相談する方法もある
- 一条工務店が候補に残っているなら
- ハウスメーカー選びで迷ったときのチェックリスト
- まとめ|一番いい会社より「自分たちに合う会社」を選ぼう
ハウスメーカーの選び方がわからなくなるのは当たり前
ハウスメーカー選びに迷っていると、
「みんな、どうやって1社に決めているんだろう?」と思うかもしれません。
でも、迷うのは当然です。家はスーパーで買う商品とは違い、数千万円単位のお金が動き、完成後は何十年も暮らすことになります。
しかも住宅会社によって、以下の内容も違ってきます。
- 価格
- 断熱性能
- 耐震性能
- デザイン
- 間取りの自由度
- 標準設備
- 保証
- メンテナンス
- 工法
- 営業担当者
それを短期間ですべて理解して比較するのは簡単ではありません。
さらにインターネットでは、「○○ハウスは最高」という情報もあれば、「○○ハウスで後悔した」という情報も出てきます。
SNSやYouTubeを見れば見るほど、判断材料が増えてしまいます。
だからこそ最初に、自分たちが何を大切にするのかを決めておくことが重要です。
ハウスメーカーを選ぶ前に「理想の会社ランキング」を探すのをやめよう
よく検索されるのが、
「おすすめハウスメーカーランキング」
「ハウスメーカー人気ランキング」です。
もちろん参考にはなりますが、
ランキング1位の住宅会社=あなたに一番合う住宅会社ではありません。
たとえば、「とにかく冬暖かい家に住みたい」という人と、多少性能が低くてもデザインにこだわりたい」という人では、選ぶ会社が変わります。
さらに、「4,000万円まで出せる家庭」と「3,000万円以内に抑えたい家庭」でも選択肢は変わりますし、土地の大きさや形によっても変わります。
つまり、先に探すべきなのは、
おすすめメーカーランキングではなく、自分たちの優先順位です。
ハウスメーカーの選び方|7つの判断基準
では、具体的に何を比較すればいいのでしょうか。
私はまず、次の7項目で整理することをおすすめします。
1.予算・総額
まず外せないのがお金です。
どんなに理想的な家でも、その後の生活が苦しくなってしまうほど住宅ローンを組むのはおすすめできません。
住宅会社を比較するときは、「坪単価」だけで判断しないことも大切です。
同じ坪単価でも、
- 標準仕様に含まれるもの
- オプションになるもの
- 付帯工事
- 外構
- 諸費用
などが違います。
最終的には、「自分たちが希望する家を建てた場合の総額はいくらになるのか」で比較しましょう。
たとえば、
A社:本体価格は安いけれどオプションが多い
B社:本体価格は高めだけれど標準仕様が充実
という場合もあります。
最初に提示された金額だけを比べても、正確な比較にならないことがあります。
→家づくりの予算の決め方
→ハウスメーカーの見積もりが高いと感じたら
2.住宅性能
次に比較したいのが住宅性能です。
代表的なものでは、以下のようなものがあります。
- 断熱性能
- 気密性能
- 耐震性能
- 耐久性
- 省エネ性能
特に、「冬でも暖かい家にしたい」「冷暖房費を抑えたい」「地震に強い家にしたい」という方にとっては重要な比較ポイントです。
ただし、数値が高ければ高いほど、自分たちにとって最高の家になるとも限りません。
性能を高めれば、その分価格に影響することもあります。
自分たちがどこまでの性能を求めるのかを考えましょう。
一条工務店が気になっている方へ
住宅性能について調べていると、一条工務店が候補に入ってくる方も多いと思います。
カタログ上の性能だけではなく、「実際に住んだらどうなの?」という部分を知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
一条工務店の家づくり・実際に住んでわかったこと|NanakoHome
3.間取りの自由度・提案力
住宅会社によって、間取りの自由度も違います。
自由設計を得意とする会社もあれば、ある程度決まったプランから選ぶ規格住宅を中心にしている会社もあります。
自由度が高い方が必ず良いわけではなく、「あれもこれも自分で決めたい」という方なら自由設計が向いています。
一方で、「選択肢が多すぎると疲れてしまう」「プロにある程度お任せしたい」という方なら、規格化された住宅の方が合うこともあります。
大切なのは、自分たちが希望する暮らしを実現できるかです。
営業担当者から提案された間取りを見るときも、「なんとなく素敵」だけでなく、実際に朝起きてから夜寝るまでの生活を想像してみましょう。
→間取りがこれでいいかわからない人へ
4.デザイン
毎日暮らす家なので、デザインも大切です。
たとえば、
- シンプルモダン
- ナチュラル
- 和モダン
- ホテルライク
- 北欧風
など、得意なデザインは住宅会社によって違います。
Instagramなどで好みの家を探して、「なぜこの家が好きなのか」を考えてみるのもおすすめです。
外観なのか。床材なのか。キッチンなのか。窓なのか。色使いなのか。ただ漠然と、「おしゃれな家」と言うより、「こんな雰囲気にしたい」という写真を何枚か集めておくと、住宅会社にも希望を伝えやすくなります。
5.保証・アフターサービス
家は完成したら終わりではありません。
その後、何十年も暮らします。だからこそ、建てた後のサポートも比較しておきましょう。
確認したいのは、以下の点をご参考ください。
- 定期点検
- 保証期間
- 保証を延長する条件
- メンテナンス費用
- 修理時の連絡先
- 住宅設備の保証
長期保証と書かれていても、「一定期間ごとに指定の有償メンテナンスが必要」などの条件がある場合があります。
「何年保証されるか」だけではなく、その保証を維持するために何が必要なのかまで確認しておきましょう。
6.営業担当者との相性
家づくりでは営業担当者との付き合いが長くなるため、相性も無視できません。
良い担当者かどうかを見るときは、「話しやすい」だけでなく、
- 質問にきちんと答えてくれる
- わからないことを誤魔化さない
- デメリットも説明してくれる
- 契約を急かさない
- こちらの希望を聞いてくれる
- レスポンスが極端に遅くない
- 約束したことを守る
などもチェックしましょう。
ただし、営業担当者が好きだから、その会社に決めるという決め方には注意が必要です。
営業担当者はとても良い人でも、その会社の価格や性能、家づくりの考え方が自分たちに合っていなければ後悔する可能性があります。
あくまで、住宅会社+担当者の両方を見ることが大切です。
担当者が合わないだけなら会社ごと候補から外さなくてもいい
「会社自体は気に入っているけど、営業担当者と合わない」というケースもあります。
その場合は、担当変更を相談できることがあります。
会社自体を候補から外す前に、「担当者を変更できないか」という選択肢も考えてみましょう。
→ハウスメーカーの担当者を変えたいときはどうする?
7.自分たちとの相性
最後は少し曖昧に聞こえるかもしれませんが、これが実はとても重要です。
たとえば、A社は性能が非常に高い。B社はデザインが好み。C社は価格が安い。でも自分たちが、「性能を最優先にしたい」なら、A社が有力になります。
逆に、「性能は必要十分でいいから、デザインを優先したい」ならB社になるかもしれません。
住宅会社には、それぞれ得意・不得意があります。すべての項目で1位の会社を探そうとすると、いつまで経っても決められません。
大切なのは、自分たちにとって重要な項目で強い会社を選ぶことです。
ハウスメーカー選びではまず「譲れない条件」を3つ決める
比較するときにおすすめなのが、絶対に譲れない条件を3つ決めることです。
例を挙げてみました。
Aさん家族
- 冬暖かいこと
- 予算4,000万円以内
- 太陽光発電を採用したい
Bさん家族
- デザイン
- 自由な間取り
- 土地探しにも強い
Cさん家族
- 予算3,000万円以内
- 家事動線
- 保証・アフターサービス
というように違います。
この3つが決まると、住宅会社を比較しやすくなります。
ハウスメーカー比較表を作ってみよう
住宅会社を見学したら、記憶だけで比較しないことをおすすめします。
簡単な表を作っておきましょう。
| 比較項目 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
| 予算 | ◎ | ○ | △ |
| 断熱性能 | ◎ | ○ | ◎ |
| 耐震性能 | ◎ | ◎ | ○ |
| デザイン | ○ | ◎ | △ |
| 間取り | ○ | ◎ | ○ |
| 標準設備 | ◎ | △ | ○ |
| 保証 | ○ | ◎ | ○ |
| 営業担当 | ◎ | ○ | ◎ |
| 総合 |
さらに、「絶対に譲れない3条件」については点数を高くする方法もあります。
すべて同じ重要度で比較しないことがポイントです。
ハウスメーカーは何社比較すればいい?
「10社くらい見た方がいいのかな?」と思うかもしれませんが、数を増やしすぎる必要はありません。
最初はいくつか広く情報収集し、そこから、「詳しく話を聞きたい会社」を絞っていく方が現実的です。
比較する住宅会社が増えると、
- 打ち合わせ
- モデルハウス見学
- 見積もり確認
- 間取り確認
- 営業担当者との連絡
も増えます。
家づくりだけで休日が終わってしまい、「もうどこでもいい……」となってしまっては意味がありません。
「何社見たか」より「違いが説明できるか」
大切なのは、「7社見ました」という数ではなく、たとえば3社に絞ったとき、「A社とB社とC社は何が違う?」と聞かれて説明できるか考えてみましょう。
違いがわからなければ、まだ判断材料が整理できていない可能性があります。
→ハウスメーカーは何社比較する?
ハウスメーカーを2~3社まで絞ったのに決められない場合
ここからが難しいところです。
候補が10社ある段階より、「A社とB社、どちらにする?」という段階の方が悩むこともあります。
どちらにもメリットがあるからです。
そんなときは、メリットの数ではなく、後悔したくないことを考えてみてください。
たとえば、「A社にすると100万円高くなる」というデメリットと、「B社にすると希望していた断熱性能を諦める」というデメリットがあるとします。
その場合、5年後、10年後にどちらを後悔しそうかを考えます。
「100万円高かったこと」を後悔するのか。「もっと暖かい家にすればよかった」を後悔するのか。
こうして考えると、自分たちの価値観が見えやすくなります。
→ハウスメーカーを2社まで絞ったけど決められないときの考え方
ハウスメーカー選びでやってはいけない決め方
値引きだけで決める
「今日契約してくれたら○○万円値引きします」と言われると魅力的に感じます。
でも家づくり全体では数千万円単位のお金が動きます。値引き額だけで住宅会社を決めるのはおすすめできません。
営業担当者がいい人だから決める
担当者との相性は重要ですが、それだけで決めないようにしましょう。
ネットの評判だけで決める
口コミには参考になる情報もあります。
一方で、担当者、地域、建てた時期、商品によって状況は違います。
悪い口コミが1件あったから候補から外す、という判断は早い場合があります。
有名だから決める
会社の知名度と、自分たちとの相性は別の問題です。
なんとなく決める
一番避けたいのがこれです。最後に、「なぜこの会社を選んだの?」と聞かれたとき、自分たちなりの理由を説明できる状態を目指しましょう。
調べれば調べるほどハウスメーカーが決められなくなる理由
家づくりでは、「情報が足りないから決められない」と思いがちです。
でも実際には、情報を集めすぎた結果、決められなくなることもあります。
Instagramを開けば素敵な家。YouTubeでは住宅系の専門家。ブログでは実際に建てた人の体験談。それぞれ違う意見があります。
すると、「これも必要かも」「あれも気になる」「この会社にはこんなデメリットがある」と判断材料が増え続けます。
ここまで来ると必要なのは、さらに情報を増やすことではなく、整理すること
です。
→ハウスメーカーを比較しすぎてわからなくなったら
自分たちだけでは選べないなら第三者に相談する方法もある
ハウスメーカー選びで迷ったとき、住宅会社の営業担当者に、「A社と御社、どちらが私たちに合っていますか?」と聞いても、中立な答えを求めるのは難しいですよね。
だからこそ、住宅会社とは別の第三者に相談するという方法があります。
たとえば「家づくり相談所」は、住宅会社に属さない相談窓口として、住宅会社選びや予算、住宅ローン、土地探しなどの相談を受け付けています。
「家づくり相談所」の公式サイトでは、以下の案内があります。
- 何度でも相談無料
- 住宅会社選び
- 適正予算の算出
- 住宅ローン選び
- 土地探し
- 間取り・見積もりのチェック
「住宅会社は何社か見たけれど、結局どこが自分たちに合うのかわからない」という段階でも相談できます。
営業されるのが苦手な方にも
家づくり相談所では現在、住宅会社との面談について、連絡先を住宅会社へ渡さず、匿名・オンラインで比較できる仕組みも案内しています。
「話は聞いてみたいけど、その後電話がたくさん来るのは嫌」という方にとっては、選択肢のひとつになるでしょう。
🏠 ハウスメーカー選びで迷子になっていませんか?
✓ 何社も比較したけど決められない
✓ 住宅会社ごとの違いがわからない
✓ 自分たちに合う会社がわからない
✓ 予算が適正なのか不安
✓ 住宅会社から営業されるのが苦手
そんなときは、住宅会社以外の第三者に相談してみる方法もあります。
家づくり相談所では、住宅会社選びだけでなく、予算・住宅ローン・土地探しなども含めて家づくりを相談できます。
✨ 自分たちに合う住宅会社を相談してみる
※サービス内容・相談条件等は変更される場合があります。申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
一条工務店が候補に残っているなら
ハウスメーカーを比較している方の中には、「一条工務店が気になっている」という方もいるでしょう。
特に、
- 断熱性能を重視したい
- 冬暖かい家にしたい
- 床暖房が気になる
- 太陽光発電や蓄電池が気になる
という方は、一条工務店を調べる機会もあると思います。
カタログや営業担当者の説明だけではなく、実際に建てた人の話も読んで比較する
ことをおすすめします。
一条工務店をかなり有力候補にしている方は、展示場へ行く前に紹介制度の条件についても確認しておきましょう。
ハウスメーカー選びで迷ったときのチェックリスト
最後に、迷ったときは次の質問に答えてみてください。
お金
□ 家づくりに使える総予算がわかっている
□ 建物価格ではなく総額で比較している
□ 住宅ローンを無理なく返せる金額を考えている
家
□ 絶対に譲れない条件を3つ決めた
□ 希望する住宅性能を整理した
□ 好きなデザインを整理した
□ 必要な部屋・間取りを整理した
住宅会社
□ 各社のメリットを説明できる
□ 各社のデメリットも理解している
□ 標準仕様とオプションの違いを確認した
□ 保証・アフターサービスを比較した
□ 営業担当者だけで判断していない
最終確認
□ 「なぜこの会社を選ぶのか」を説明できる
□ 値引きやキャンペーンだけで焦っていない
□ 他社を断ることへの申し訳なさで決めていない
□ 不安や疑問を残したまま契約しようとしていない
チェックできない項目が多いなら、まだ契約を急ぐ必要はありません。
まとめ|一番いい会社より「自分たちに合う会社」を選ぼう
ハウスメーカー選びで大切なのは、世間で一番評価されている会社を選ぶことではありません。自分たちに合った住宅会社を選ぶことです。
比較するときは、以下の7つを整理してみましょう。
- 予算・総額
- 住宅性能
- 間取りの自由度・提案力
- デザイン
- 保証・アフターサービス
- 営業担当者
- 自分たちとの相性
そして、「自分たちが絶対に譲りたくない3つ」を決めてください。
判断軸ができれば、住宅会社を比較するのがずっと楽になります。
それでも、「どの会社が自分たちに合うのかわからない」「夫婦だけでは決められない」「情報を集めすぎて疲れた」という場合は、さらに検索を続けるのではなく、第三者と一緒に整理してみるのもひとつの方法です。
🏠 「結局どこのハウスメーカーがいいの?」と迷っている方へ
ハウスメーカー選びに「誰にとっても正解の1社」はありません。
大切なのは、予算や土地、希望する暮らしに合った会社を見つけることです。
家づくり相談所なら、住宅会社選び・予算・住宅ローン・土地探しなどをまとめて相談できます。まだ契約する会社を決めていなくても大丈夫です。
自分たちだけで比較し続けるのに疲れたら、プロと一緒に一度整理してみてはいかがでしょうか。
✨ 自分たちに合うハウスメーカーを相談してみる
※サービス内容・相談条件等は変更される場合があります。申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。



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