ハウスメーカーを何社も見たのに、
「どこも一長一短で決められない」「2社まで絞ったけれど、最後の決め手がない」と悩んでいませんか?
そんなときは、さらに情報を増やすよりも、自分たちの判断基準を整理することが大切です。
この記事では、ハウスメーカーが決められない原因と、迷ったときに試したい7つの対処法を紹介します。
ハウスメーカーが決められないのは珍しいことではない
ハウスメーカー選びで迷うのは、決して珍しいことではなく、むじろしっかり比較している人ほど迷いやすくなる傾向があるようです。
理由は、それぞれの住宅会社にメリットがあるからです。
たとえば、A社は性能が高い。B社はデザインが好み。C社は価格が安い。D社は営業担当者が親切、など。
この状態で、「全部いい会社に見える」となるのは当然ですよね。
問題なのは、どの会社が一番優れているかではなく、自分たちにとって何を優先するかが決まっていないことです。
まだハウスメーカー選びの基準を整理できていない方は、先にこちらの記事も読んでみてください。
ハウスメーカーの選び方がわからない人へ|後悔しない7つの判断基準
ハウスメーカーが決められない5つの原因
まずは、なぜ決められないのかを整理してみましょう。
原因がわかると、対処法も見つけやすくなります。
1.比較する項目が多すぎる
住宅会社を比較すると、以下のように見る項目がたくさんあります。
- 価格
- 断熱性能
- 耐震性能
- デザイン
- 間取り
- 設備
- 保証
- 営業担当者
- メンテナンス
すべてを同じ重要度で比較すると、「A社はこちらが優秀だけど、B社はこちらがいい」となり、いつまで経っても決められなくなってしまいます。
2.情報を集めすぎている
Instagram、YouTube、ブログ、口コミサイトなど、たくさんの住宅情報が集められますよね。
最初は役立っていた情報収集も、ある程度を超えると、「この会社にもこんな欠点がある」「別の会社の方がいいかもしれない」と不安を増やす原因になることがあるようです。
3.夫婦で優先順位が違う
夫は性能重視。妻はデザイン重視。このように、夫婦で大切にしたいものが違うと決めにくくなります。
どちらかが我慢して決めると、後から不満が残る可能性もあります。
4.「絶対に後悔したくない」と思いすぎている
家は高い買い物なので、失敗したくないのは当然です。
ただ、100点満点の住宅会社を探そうとすると決められなくなります。
どの住宅会社にも、メリットとデメリットがあります。大切なのは、「デメリットがない会社」ではなく、「自分たちが受け入れられるデメリットの会社」を選ぶことです。
5.最後の決め手がない
2社、3社まで絞れているのに決められない場合は、「どちらも悪くない」状態になっていることが多いです。
この段階では、さらに比較項目を増やすよりも、優先順位をはっきりさせることが必要です。
ハウスメーカーが決められないときの対処法7選
ここからは、実際にどう整理すればいいのかを紹介します。
1.「絶対に譲れない条件」を3つだけ決める
まずやってほしいのが、絶対に譲れない条件を3つに絞ることです。
たとえば、
- 冬暖かい家
- 総予算4,000万円以内
- 家事動線がよい
でもいいですし、
- デザイン
- 土地探しに強い
- アフターサービス
でも構いません。
大切なのは、5個も10個も作らないことです。条件が多すぎると、また比較できなくなります。
「あったらいい」と「絶対必要」を分ける
希望は、次の3段階に分けると整理しやすくなります。
「絶対必要」「できれば欲しい」「なくても困らない」
たとえば、「床暖房」は魅力的だけれど、なくても困らない。でも、「冬暖かい家」は絶対に譲れない。
このように、設備そのものではなく、その設備で何を実現したいのかを考えると整理しやすくなります。
2.メリットではなく「受け入れられないデメリット」を考える
各社のメリットを比較しても決められないときは、逆に考えてみましょう。
どのデメリットなら受け入れられるかです。
たとえば、A社:性能は高いが価格も高い、B社:価格は抑えられるが性能はA社より低いという場合。
このとき、「A社の価格の高さ」と、「B社の性能面」どちらの方が後悔しそうかを考えます。
10年後の自分を想像する
迷ったときは、10年後に何を後悔していそうかを考えてみてください。
「あのとき100万円高かったこと」なのか。「もっと暖かい家にすればよかったこと」なのか。「デザインを妥協したこと」なのか。
家づくりでは、メリットの大きさよりも、自分にとって許容できない後悔を避けるという考え方も役立ちます。
3.総額で比較する
ハウスメーカーが決められないときは、価格をもう一度整理してみましょう。
ただし、坪単価だけで比較しないことが大切です。
確認したいのは、
- 建物本体
- オプション
- 付帯工事
- 外構
- 諸費用
- 土地関連費用
- 地盤改良
- 太陽光などの設備
まで含めた総額です。
本体価格が安くても、オプションを追加すると高くなることがあります。逆に、本体価格は高く見えても標準仕様が充実している住宅会社もあります。
最終的には、自分たちが希望する家を建てたらいくらになるのかで比較しましょう。
→ハウスメーカーの見積もりが高いと感じたら
→注文住宅の見積もりの見方
4.夫婦で別々に順位をつける
夫婦で意見が合わない場合は、一緒に話し合う前に、それぞれ別々に順位をつけてみるのがおすすめです。
夫
1位 A社
2位 B社
3位 C社
妻
1位 B社
2位 A社
3位 C社
となったら、A社とB社を中心に比較できます。
さらに、なぜ1位にしたのかを書いてみましょう。
夫:
「A社は耐震・断熱性能が安心だから」
妻:
「B社は間取りとデザインが好きだから」
ここまで書くと、会社ではなく、性能 vs デザインで意見が分かれていることがわかります。
会社名だけで話し合うより、ずっと整理しやすくなります。
→ハウスメーカー選びで夫婦の意見が合わないとき
5.「営業担当者が好き」と「会社が好き」を分ける
住宅会社を比較していると、「A社の担当さんが一番話しやすいからA社にしようかな」と思うことがあります。
担当者との相性は大切ですが、営業担当者への好感と住宅会社そのものの評価は分けて考えることが良さそう。
もし担当者が変わったとしても、その会社で建てたいか確認してみて、答えが「はい」なら、その住宅会社自体を気に入っている可能性が高いです。
逆に、「担当さんじゃなかったら選ばないかも」なら、一度冷静になった方がいいでしょう。
住宅性能、価格、間取り、保証なども含めて判断しましょう。
6.比較を一度やめる
意外と効果があるのが、いったん情報収集をやめることです。
ハウスメーカーが決められないと、「もっと調べれば正解が見つかるはず」と思ってしまいます。でも、すでに十分比較しているなら、さらに検索しても新しい迷いが増えるだけかもしれません。
一度、
- YouTube
- 口コミ
- 比較サイト
を見るのを数日やめてみましょう。
そして、自分たちが集めた情報だけで比較してみてください。
比較表を1枚にまとめる
候補が3社なら、1枚の表にまとめます。
| 項目 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
| 総額 | ○ | ◎ | △ |
| 性能 | ◎ | ○ | ○ |
| 間取り | ○ | ◎ | ○ |
| デザイン | ○ | ◎ | △ |
| 保証 | ◎ | ○ | ○ |
| 営業担当 | ◎ | ○ | ◎ |
| 譲れない条件との一致 | ◎ | ○ | △ |
これ以上項目を増やしすぎないのがポイントです。
7.第三者に相談する
ここまで整理しても決められない場合は、住宅会社以外の第三者に相談する方法もあります。
住宅会社の営業担当者に、「A社と御社ならどっちがいいですか?」と聞いても、完全に中立な回答を求めるのは難しいですよね。
そのため、「自分たちの条件なら、何を優先して考えればいいのか」を第三者に整理してもらう方法があります。
家づくり相談所という選択肢
家づくり相談所では、住宅会社選びだけでなく、
- 適正予算
- 住宅ローン
- 土地探し
- 間取り
- 見積もり
など、家づくり全体について相談できます。
「まだ1社に決められていない」という段階でも相談できます。
また、住宅会社から直接営業されることに抵抗がある方に向けて、匿名・オンラインで住宅会社と面談できる仕組みも案内されています。
🏠 何社比較しても決められない方へ
こんな状態になっていませんか?
✓ 2〜3社まで絞ったのに決め手がない
✓ 比較するほどわからなくなった
✓ 夫婦で意見がまとまらない
✓ 見積もりが適正かわからない
✓ 自分たちに合う会社を第三者に聞いてみたい
そんなときは、情報をさらに増やすのではなく、プロと一緒に条件を整理してみる方法もあります。
※サービス内容や利用条件は変更される場合があります。申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
2社まで絞ったけど決められない場合はどうする?
特に悩みやすいのが、最後の2社です。
10社から3社までは比較しやすいのに、最後の2社になるとなかなか決められません。
なぜなら、最後まで残っている2社は、どちらも自分たちに合っている可能性が高いからです。
この場合は、「どちらがいい?」ではなく「何を諦める?」で考えてみましょう。
A社にした場合
高性能だけど予算が上がる。
B社にした場合
予算は抑えられるけれど性能を少し妥協する。
このとき、自分たちはどちらのデメリットなら受け入れられるかを考えます。「勝っている項目の数」で決める必要はありません。
→ハウスメーカーを2社まで絞ったけど決められないときの決め方
一条工務店と他社で迷っている場合
一条工務店を候補にしている方の場合、「性能は魅力だけど、他社も気になる」と迷うこともあるでしょう。
この場合も、一条工務店だけを見るのではなく、自分たちがなぜ一条工務店を候補に入れたのかを考えてみてください。
- 断熱性能
- 全館床暖房
- 太陽光発電
- 蓄電池
- 標準設備
などに魅力を感じているのかもしれません。
そのポイントが、自分たちの譲れない条件と一致しているかを確認しましょう。
一条工務店がかなり有力候補になっている方は、展示場へ行く前に紹介制度についても確認しておきましょう。
→一条工務店の紹介制度について
「もう疲れたからここでいい」は避けたい
ハウスメーカー選びが長くなると、「もう疲れた」「どこでもいい気がしてきた」と思うこともあると思いますが、家づくりでは、たくさんのことを同時に進めるため、疲れるのは当然です。
- 住宅会社との打ち合わせ
- 土地探し
- 住宅ローン
- 間取り
- 見積もり比較
ただ、疲れたことを理由に契約するのはおすすめできません。もし疲れているなら、一度家づくりから離れる日を作ってもいいでしょう。頭をリセットした方が、冷静に判断できることもあります。
ハウスメーカーを決める前の最終チェック
契約前に、次の質問に答えてみてください。
お金
□ 総額を把握している
□ 住宅ローンを無理なく返せる
□ 今後増えそうな費用を確認した
家
□ 絶対に譲れない3条件を満たしている
□ 間取りに納得している
□ 希望する性能を満たしている
□ 標準仕様とオプションを確認した
住宅会社
□ メリットだけでなくデメリットも理解した
□ 保証内容を確認した
□ アフターサービスを確認した
□ 営業担当者だけで決めていない
気持ち
□ 「なぜこの会社を選ぶのか」を説明できる
□ 契約を急かされて決めようとしていない
□ 他社を断る罪悪感で決めていない
□ 大きな不安を残していない
ほとんど「はい」と答えられるなら、かなり整理できているはずです。
まとめ|決められないときは「情報を増やす」より「整理する」
ハウスメーカーが決められないと、「もっと調べなきゃ」と思ってしまいます。
でも、すでに何社も比較しているなら、必要なのは新しい情報ではないかもしれません。まずは、
- 譲れない条件を3つ決める
- 受け入れられないデメリットを考える
- 総額で比較する
- 夫婦それぞれ順位をつける
- 担当者と会社の評価を分ける
- 一度情報収集をやめる
- 必要なら第三者に相談する
という順番で整理してみてください。
ハウスメーカー選びに、誰にとっても完璧な正解はありません。自分たちが、「この会社を選んだ理由を説明できる」状態まで整理できれば、納得して前に進みやすくなります。
🏠 比較しても比較しても決められない方へ
ハウスメーカー選びで迷ったとき、さらに住宅会社を増やす必要はありません。
大切なのは、自分たちの予算・希望・土地・優先順位を整理することです。
家づくり相談所では、住宅会社選びをはじめ、予算・住宅ローン・土地探しなども相談できます。
「2〜3社まで候補を絞ったけれど決められない」
という方も、一度第三者の意見を聞いてみると判断材料が整理しやすくなるでしょう。
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※サービス内容・相談条件等は変更される場合があります。申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。



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